【2019年】新卒初任給ランキング!高いor低いは何で決まる?

「初任給はどのくらいもらえるのかな?」
「仕事はやっぱりキツイかな?」

社会人になってからの生活に、期待や不安を感じる人は多いのではないでしょうか。

大学を卒業して最初に受け取る給与、初任給。初任給には、実は一般的にイメージされる以上の格差があります。

どの企業を選ぶかで、2倍・3倍も収入に差が開いてしまうことも。初任給の高い企業だと、1年目から30万円を超えるというケースもザラにあります。

今回は、2019年の初任給が高い企業をランキング形式で発表します。業種や企業概要も紹介するので、就活の参考にしてみてください。

また、初任給だけに気を取られていると、5年後・10年後に後悔してしまうことも。初任給以外に注意して見るべき項目や、新社会人の生活費のモデルケースについても解説します。

年収と手取り額の差の見出しへ

この記事で分かること

  • 2019年の初任給が高い企業ランキング
  • 初任給以外に注意して見るべき項目
  • 新社会人の生活費のモデルケース

初任給が高い企業ランキング2019

2019年の初任給が高い企業ランキングは下記の通りです。

1位:日本商業開発 500,000円
2位:アビームコンサルティング 340,300円
3位:北の達人コーポレーション 340,000円
4位:セプテーニ・ホールディングス 336,350円
5位:フューチャー 320,000円
6位:JIG-SAW 305,000円
7位:グリーンランドリゾート 300,700円
8位:明和地所、楽天、ソースネクスト、オープンハウス、ミクシィ 300,000円
(出典:日経新聞

上位12社は軒並み初任給が30万円を超えています。堂々の1位に輝いた日本商業開発では、初任給からして50万円。ボーナスを加味せず単純に12ヵカ月換算しても、年収600万円です。

年収600万円となると、30代でやっと手が届く人も多いのではないでしょうか。20代のうちから年収600万円を受け取れるとなると、生涯所得に大きな差がつく可能性があります。

逆に初任給の低い企業をみると、初任給は約17万円です。1位の50万円の約3分の1となると、初任給の格差の大きさが実感できるでしょう。

なお、Fランク大学に通っているからといって、初任給の低い企業しか狙えないというわけではありません。Fランク大学に通っている人向けの就活対策については下記の記事で解説しています。

1位:日本商業開発 500,000円

日本商業開発は、東証一部上場の不動産デベロッパーです。デベロッパーの仕事は、土地や街の開発です。同社は、不動産投資・不動産仲介・サブリースなど不動産にまつわる複数の事業を行っています。本社は大阪で、東京・名古屋に支店があります。設立は2000年、2019年現在の役職員数は72名です。

一概にはいえませんが、不動産業界は営業成績によって評価が大きく変わります。やりがいが大きい反面、仕事にはストレスがつきものです。不動産業界に興味がある、ハードな環境で腕試しをしたいといった人に向いています。

2位:アビームコンサルティング 340,300円

アビームコンサルティングは、日本発のグローバルコンサルティングをかかげるコンサルティング会社です。事業内容は、経営診断・戦略立案・M&A・組織改革・システム開発などです。36の国に76拠点を持ちます。設立は1981年、2019年現在の従業員数は5,915名です。

内資でも幅広いコンサルティングを手掛けるアビームコンサルティング。コンサルティング業界には優秀な人材が多く集まるため、必然的に競争率が高くなります。早めの情報収集や、他の業界とは違った試験対策が必要とされるでしょう

3位:北の達人コーポレーション 340,000円

北の達人コーポレーションは、健康食品・化粧品のブランド「北の快適工房」をプロデュースする会社です。データ重視でモニター調査を何度も行い、徹底的にこだわり抜いた商品開発を行うことが特徴です。設立は2002年、2019年現在の役員・従業員数は151名です。

他にない独自のコンセプトでブランド展開を行う北の達人コーポレーション。企業研究を余念なく行い、志望動機をしっかり面接官に伝えられるかどうかが、採用の可否に大きくかかわってきそうです

4位:セプテーニ・ホールディングス 336,350円

セプテーニ・ホールディングスは、インターネットマーケティングやメディアコンテンツ事業を主とする会社です。漫画配信サービスGANMA!を運用し、Routeという新人漫画家支援プログラムを実施しています。設立は1990年、グループ従業員数は1,441名です。

漫画配信サービスにはいくつか種類があるため、自分なりに比較の視点を持って分析し、考えをまとめておくといいかもしれません。漫画配信サービスが有名ですが、それ以外の事業についてもしっかり企業研究していくようにしましょう

5位:フューチャー 320,000円

フューチャーは、ITコンサルティング、IT教育、ECなど幅広い事業を行う会社です。AIを活用した融資審査、AIメイクアドバイザー、自動読み取りシステムの開発など、テクノロジーで時代の最先端を走ります。設立は1989年、グループ社員数は1,984名です。

技術革新により、さまざまな新しいサービスが生まれている業界です。業界研究を入念に行い、基本的な知識は身につけたうえで選考に臨みましょう

6位:JIG-SAW 305,000円

JIG-SAWはIoTを中心とした事業展開を行う会社です。ビッグデータコントロールサービスを提供したり、全産業の自動化・シェアリング化を推進したりと、事業内容は多岐に渡ります。設立は2001年で、東京・札幌・アメリカに拠点を持ちます。

5GによってIoTはますます普及するといわれています。IoTについての基本的な知識を身につけ、自分なりのアイデアや考えをまとめておくようにしましょう

7位:グリーンランドリゾート 300,700円

グリーンランドリゾートは、ホテルやゴルフ場、遊園地などの娯楽施設を運営する会社です。パチンコ、レストラン、ホームセンターなども運営しています。本社は熊本県で、創立は1964年、従業員数は83名です。従業員の平均年齢が37.2歳と若いのが特徴です。

地域密着型企業なので、業界研究や企業研究はもちろんのこと、地域への想いをアピールすることも大切になるでしょう。

8位:明和地所 300,000円

明和地所は、マンションの開発や分譲事業を行う会社です。不動産売買の仲介、不動産賃貸・管理、リノベーションなど不動産にまつわる複数の事業を行っています。設立は1986年、2019年現在の従業員数は340名です。

不動産業界は顧客と対面で接することも多いため、身だしなみや清潔感が大切です。面接では緊張しすぎるより、ざっくばらんに話し、コミュニケーション能力が高いことを示した方が効果的です。

8位:楽天 300,000円

楽天のユーザーは世界に約13億人いるといわれています。メイン事業となる「楽天市場」の他、金融事業や電子書籍事業、通信サービスなど70を超えるサービスを展開しています。世界30カ国にグローバル展開しており、楽天会員を結び付ける「楽天エコシステム」を形成しています。

世界的企業ということもあり、採用までの過程は決して楽な道ではありません。先輩社員と話す機会があればできる限り情報収集し、「何が求められているか」を自分なりに分析する視点を持つことが大切です。

8位:ソースネクスト 300,000円

ソースネクストは、パソコンやスマホのソフトウェアおよびハードウェア製品の企画・開発・販売を事業とする会社です。セキュリティソフトやAI通訳機を開発・販売しています。設立は1996年、2019年現在の従業員数はグループで146名です。

少数精鋭の会社であるがゆえに、採用倍率は高くなっています。しっかり企業研究を行い、面接官や先輩社員とのつながりを作りつつ、選考を進んでいくことが大切です。

8位:オープンハウス 300,000円

オープンハウスは、不動産の販売・仲介、戸建て住宅・マンションの開発、投資用不動産の販売を行う会社です。東証一部上場を果たしており、設立は1997年、2019年現在のグループ従業員数は2,301名です。

不動産業界では、業界研究以上に、コミュニケーション力や積極性が重視されます。アピールポイントを明確にして面接に臨むようにしましょう

8位:ミクシィ 300,000円

ミクシィは、SNS「mixi」やスマホゲームアプリ「モンスターストライク」をサービスとして提供する会社です。創業は1997年、2019年現在の従業員数は884名です。

消費者向けにサービスを展開する企業なので、ミクシィやモンスターストライクなどの基本的な内容は押さえておくようにしましょう

初任給30万円、でも平均年収は低い・・・?

入社して最初にもらえる初任給は確かに重要ですが、初任給ばかりに気を取られて他の情報をおろそかにしてしまうと危険です。会社を選ぶ時は、平均年収や残業代の計算方法にも注目して情報を集めましょう

初任給ランキング1位の日本商業開発が有価証券報告書で公表している2019年度の平均年収は1,501万円です。日本商業開発は初任給だけでなく、平均年収も高い会社といえるでしょう。

ただし、社員・元社員の口コミサイト「カイシャの評判」によると、年間報酬を12カ月均等割りで支給する給与体系とのことで、賞与がない分月収が高く見えていることには注意が必要です。また、みなし残業が30時間含まれているとの情報も。

3位の北の達人コーポレーションも初任給34万円ですが、口コミサイト「カイシャの評判」によると、みなし残業が45時間含まれているとあります。

給与の中にあらかじめ一定の残業代が固定で含まれている場合、固定の時間分は残業代が支給されません。残業代については、人事担当者に質問するなどして、確認しておくと安心です。

なお、優良企業とブラック企業の見分け方は下記の記事で解説しています。

即日内定を出す企業は危険?優良企業とブラック企業の見分け方

知らないと怖い年収と手取り額の差

「初任給が低いといっても、17万円なら普通に生活できるな」そう思った人もいるかもしれません。しかし、給与からは社会保険料や税金が差し引かれるため、額面と手取り額の間には大きな差があります。

年収と手取り額の差を認識しておらず、入社後に後悔することがないようにしましょう。

年収300万円でも手取りは240万円?

年収と手取り額の目安は下記の通りです。

年収200万円 手取り額約160万円
年収300万円 手取り額約240万円
年収400万円 手取り額約310万円
年収500万円 手取り額約390万円
年収600万円 手取り額約460万円

年収600万円だと、140万円もの金額が社会保険料や税金として差し引かれます。額面だけに惑わされず、手取り額を意識して初任給を比較することが大切です。

新卒社会人の生活費モデルケース

続いて、新社会人の生活費のモデルケースをご紹介します。生活費は住んでいる場所や仕事内容、趣味嗜好によって大きく変わるため、あくまで目安のひとつとしてください。

家賃8万円
食費4万円
光熱費1万円
通信費9,000円
交通費1万5,000円
医療費3,000円
被服費1万円
消耗品費5,000円
交際費1万円
消費支出合計18万2,000円

仮に月収が24万円とすると手取り額は約19万円で、ぎりぎり消費支出をまかなえる程度です。社会人になると、飲み会などで交際費がかさむこともあるため、資金繰りには注意が必要です。

まとめ

初任給が高い企業は魅力的ですが、平均年収やみなし残業代にも注目して慎重に企業を選ぶようにしましょう。

また、初年度は賞与が満額支給されないことが多かったり、新入社員の残業は認められていなかったりします。生活費について具体的なイメージを持ち、資金繰りには十分注意しながら生活することが大切です。

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