理系が就職に有利な5つの理由と5つの根拠

「理系出身の学生は就職に有利だ」と、よく耳にすることはありませんか?

確かに有利であると言われていますし、実際理系の学生の方が就職活動で早く内定をもらえているようです。実際の理系と文系による内定率の推移のデータを見てみましょう。

【内定率の推移】

参照:2019卒 理系学⽣の就職活動(専攻分野別) ~キャリタス就活2019 学生モニター調査結果(2018年10月発行)~

こう比べてみても、理系学生の方が文系学生に比べて早く内定を獲得していることが分かるかと思います。

自分が文系か理系に進むのって、高校生になるころにはだいたい決まってしまっていますよね。もちろん、中には途中で進路を変える学生もいますが稀でしょう。

今回は、理系が就職に有利だと言われる理由とその根拠をそれぞれ解説していきますので、これからどっちに進もうか悩んでいる人は、ぜひこちらの記事を参考に「将来自分が何になりたいか」を考えてみてはいかがでしょうか

理系が就職に有利な理由①:理系限定求人が多い

理系限定の求人が多いので、理系が就職に有利と言えます。これは、日本の大学生は理系が少ないのに(約7割が文系・3割が理系)、理系限定の求人が非常に多いことが大きく影響しています。

結果、文系よりも理系の学生の方が有利であるという事が言えるでしょう。

「理系限定求人が多い」の根拠

例えば、就活イベントには『理系限定インターンシップ』『理系のための就活セミナー』と題されたものが多く存在しますが、『理系限定』があっても『文系限定』というものは存在しません

また、採用職種を見ても理系学部の学生のみを求めているものがあっても、文系学部出身だけ募集していることはないので、同じことが言えるでしょう。文系OKな職種は理系もOKなので、理系にとっては求人数の分母が大きくなります

しかし理系にも欠点はありますので、それについてはこちらから飛んでみてください。

理系が就職に有利な理由②:専門性が高い

専門性の高い、例えば医療や化学、電気工学などは理系の学部でなければ学べることは出来ず、そのような専門職に就くことが可能なのは理系学部出身者のみとなるので、理系の就職は有利になります。

業界によっては、「専門性のある学部を卒業した学生のみの採用」とするものも。仮に業界が医療、車、建築、化学などであったとしても、文系はまず営業部に配属されることがほとんどでしょう。

「専門性が高い」の根拠

理系は専門性が高いというイメージを持たれます。なぜなら幅広い分野の中から進路を決めた先にあたる工学部や理学部などの授業内容は、高度でマニアックなので嫌でも専門知識が身につくからです。

また、そうした専門分野の知識を活かした理系就職をする理系の学生が大半であるということも分かりました。

参照:2019卒 理系学⽣の就職活動(専攻分野別)

このデータを見ても分かるように、専門性を活かした就職をしている学生が約6割。つまり、就職先に活かせるほどの専門性があるということになるので、理系学生の専門性は高いということが言えます。

理系が就職に有利な理由③:資格やスキルを持っている

理系の学生を求める企業には、資格やスキルを持っていることが必須とされることがあります。当然ですが、知識も資格もスキルもない状態ではそもそも応募すらできませんし、できたとしても落とされることが目に見えています。

理系の資格やスキルは文系ではなかなか手に入れることができないので、理系が有利となります。

「資格やスキルを持っている」の根拠

職業の中には、資格を要する『資格職』というものがあります。そのような専門的な職に就くことを学生時代に決めているとすれば、在学中に資格取得をしていることもあるので、必然的に資格を持っている理系の学生が多くなります。

例えば薬剤師は薬剤師免許が必須ですが、製薬会社でも営業などの職種では特に資格は必須ではありません。このように、資格が有利に働くかどうかは職種にもよるので一概には言えませんが、研究職などでは大変有利に働くため、理系の学部には資格を取得するための授業というものも存在しています。

理系が就職に有利な理由④:論理的思考能力が高い

論理的思考、英語でロジカルシンキングといわれるものですが、社会ではとても重要なので身に着けておきたいものです。

論理的思考とは、複雑なものを細かく分析をしていき、思い込みや感情を組み込まず道筋を立てて結論まで持っていくことを言います。論理的思考能力を持つ人は、あるものごとを整理し分析することで、効率的な解決策や結論を見出すことができるため、相手が納得する説明をすることができますよね。

ロジカルシンキングといえば、エンジニアや数学教授などの一定の職種のみが活かせるようなイメージがあるかもしれませんが、一貫性のある筋の通った考え方、説明の仕方は、コンサルやプレゼンテーションなどでも要するもの

論理的思考能力がない人がプレゼンテーションをすると、「なにが伝えたいのか分からない」「説得力に欠ける」と言われてしまいます。したがって社会人としては必須スキルであり、仕事をするうえで欠かせないものであるということです。

「論理的思考能力が高い」の根拠

感情や多くの言葉で物事を伝えたり訴えたりすることが得意であろう文系とは異なり、端的に数字で伝えることが得意な理系の能力は、研究室で研究やレポート、論文などをとおして培われていき、強固なものになるということ。

研究を行っていくうえで、「なぜこうなるのか」「どうしたらこうなるのか」ということを考えながら物事を進めていき、結果まで導き出していくので、自然と習得してしまうのです。物事を100%理屈だけで解決することができない文系とは異なった能力であると言えます。

理系が就職に有利な理由⑤:努力家で勤勉なイメージが持たれる

企業としては業績も勤務態度も申し分のない社員である方が嬉しいと思うのは当然ですよね。真面目に業務に取り込むことは社会人においては当然のこと。それが難しい人をわざわざ雇いたいとは思わないでしょう。

就活生が面接でいくら真面目さをアピールしても、信憑性に欠けることもあるし、採用してみたら「口のうまいだけの奴だった」なんてこともあるようです。そういった意味でも、理系の学生は専門的なことを研究するので集中力もあり努力家だと思われ、採用されやすくなるため有利となります。

「努力家で勤勉なイメージが持たれる」根拠

なぜ努力家で勤勉なイメージを持たれるのかというと、理系は研究室に入ることが当たり前になっているからです。先述のとおり文系だとそもそも研究室がありませんし、入ったとしてもゼミなので、理系ほど勤勉さが求められることは少ないです。

その道のことを突き詰めていくということは、根気と努力が必要であり、生半可な気持ちではやり遂げることは不可能でしょう。研究の成果を論文として残すまで、専門的なことを継続的に研究してきたということになるので、努力家で勤勉なイメージを持たれるのです。

理系就活の唯一の欠点

理系就職の欠点を端的に言えば、まさしく「忙しい」が最も適切でしょう

理系の学生は文系よりも必須科目が多く、また文系にはない研究室に配属されるため、比べて就職活動に当てる時間が持てないということになります。

さらに講義のない日はずっと研究。理系の友人は忙しくなると研究室にずっとこもっていることがほとんどになり、家に帰れなくなってしまうこともしばしばあったそう。仲間や教授がよかったので研究室は楽しかったそうですが、やはり就活に時間を割くことが難しかったようです。

まとめ

文系に比べると理系の就職が有利だと言われる理由がお分かりいただけたかと思います。

ハッキリ言って『文系ができて、理系にできない仕事はない』ということが全てでしょう。例えば営業部は全学部出身者が対象です。経理も事務も同じです。文系だけが採用されるという職種はありません。

ですが反対に、理系でなくては出来ない職種が多く存在しており、文系では土俵にすら上がれないこともあるのです。

しかしながら、「自分は理系だから絶対希望の職種に受かる」わけではありません。なにより、理系の学生は多忙なので、少ない時間の中で効率よく就職活動をすすめていく必要があります。

就活イベントへの参加や企業研究に加え、就活エージェントの活用も視野に入れていくこともよいでしょう。

おすすめの就活エージェントについてはこちらの記事も参考にしてみてください。 【就活エージェントおすすめ】新卒就活で内定が取れるエージェント特集

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