【海外在住の著者が教える】外資系企業の英語面接で必要な4つのポイントと例文

近年、日本企業も社内のコミュニケーションは英語にするなど、国際化が進み、語学力が求められる仕事が増えてきました。

就職面接では、特に外資系では即戦力を求めているため、面接が英語で行われる企業も増えています。

「英語で面接があるけれど、どれくらいの英語力を持って臨めばいいの?」
「どんなことを英語で質問されるのだろう?」
「英語面接を突破するためのコツはある?」

そのようなことでお悩みではありませんか?
英語で面接!と言われると不安になる方は多いです。

この記事では、

  • どのくらいの英語力が必要
  • どのような事を聞かれるのか
  • 英語面接のコツ

例文もご紹介しながら、詳しく説明していきます。

英語面接は、決して怖いものではありませんよ。

英語で面接!となると不安になるのはごくあたりまえ!

英語で面接!となると不安になります。それは単純に、自分の母語ではないため、普段日本語では、伝えたいことが伝えられるが、英語ではどういう表現や単語を使えばいいのか分からなくなり、不安になるのです。

日本の英語教育は、読み書きが中心です。

そのため、英語を聞き取る事や話すことが苦手な人は多いです。

生活の中に英語を使う機会がないので、英語を使うことを不安に思うことはごく当たり前のことです。

それでは、英語面接を受けるために必要な英語力、準備すべきこと、面接時の流れを詳しく見てみましょう。

英語面接ではどのくらいの英語力が必要?

英語面接というと、「英語が流暢に、ペラペラと話せないといけない」と思っている人が多いです。

しかし、重要なのは、英語面接の中身である、”自分の考え”や”自分は何ができるのか”ということです。

丸暗記をして上手に話そうとしたりせず、自分の言葉でアピールすることが何より大切です。

英語面接を受けるとき、どのような準備が必要?

英語面接を受けるとき、まず質問されるかもしれない内容を書き出してみましょう。

なぜならぶっつけ本番で臨むよりも、大体の流れを想像したり、自分の持っているスキルや、自分が一番伝えたいことをまとめておくと、必要以上に緊張することがなくなります。

しかしながら、完璧な状態で臨むと、不意をつく質問に動揺してしまい頭が真っ白になることもありますので、臨機応変さは必要です。

英語面接の基本的な流れ

一般的な英語面接の基本的な流れは以下の通りです。

1.挨拶
2.自己紹介
3.志望動機
4.どんなスキルを持っているのか?
5.将来的にそのスキルを使ってどのようなことをしたいのか?
6.いつから働けるのか?
7.最後の挨拶

日本語での面接と同じく、挨拶や自己紹介から面接が始まります。

比較的明るい雰囲気で面接を受けられることが多いです。
面接官は、この始めの会話で緊張緩和を行い、その後のコミュニケーションの円滑化を図ります。

続いて、志望動機、持っているスキル、そのスキルをどのように応用して企業で役に立ちたいと思っているかなどを明確に伝えましょう。

全てのアピール時間が終わったら、いつから働けるのかを明確に伝えて、最後の挨拶という流れになります。

英語面接で聞かれる必須質問例文5例


先述した通り、英語面接の流れは分かりました。

その中で、良く聞かれる質問例文をそれぞれご紹介します。

全く同じ質問文ではなくても、文章の中のキーワードをきちんと聞き取ることによって、面接官が何を質問しているのかが想像できます。

挨拶

英語面接は、通常、以下のような会話から始まります。

面接官:Hello. I’m John. Nice to meet you.
こんにちは。私はジョンです。よろしくお願いします。

あなた:Hello. I’m Hanako. It’s pleasure to meet you.
こんにちは。私は花子です。お会いできて嬉しいです。

挨拶の後、スモールトークと言われる、簡単な会話を交わすことが多いです。

面接官:How are you today?
お元気ですか?

あなた:I’m fine thank you and you?
私は元気です、あなたはどうですか?

面接官:Was it easy for you to find this place?
こちらの場所は、簡単に分かりましたか?

あなた:Yes, I had no problem finding here.
はい、迷うことなく来ることができました。

面接官:How did you come here? By train? By bus?
どうやって来ましたか?電車ですか?バスですか?

あなた:I came here by bus.
バスで来ました。

このような簡単な会話を交わすことによって、緊張を和らげ、お互いの距離を縮めます。

自己紹介

挨拶や簡単な会話が終わると、自分自身のことを聞かれます。

    • Tell me about yourself.

あなたについて、聞かせてください。

    • Can you tell me a little bit about yourself?

ご自身のことについて少し聞かせてください。

    • How do you describe about yourself?

あなたは、自分自身を説明するとしたら、どのような人だと説明しますか?

3番目の質問は、少しフォーマルで固い聞き方と言えます。
この場合は、自分の性格を伝えながら、自分の得意とする点を伝えるとよいでしょう。

英文でみると、やや漠然とした質問に見えますが、自分自身の伝えたいこと、アピールポイントを自分なりに伝えていくことが大切です。

答えたことに対して、面接官がもう少し聞きたいことがある場合は、必ず質問をしてくれるので、準備してきた全てを言わなくてはならないというわけではありません。

志望動機

挨拶が終わったら、志望動機を聞かれます。

質問

    • Why are you interested in working for us?

なぜ弊社で働きたいと思いましたか?

    • Why are you interested in our company?

なぜ弊社に興味を持ちましたか?

回答例

I’m interested in your company because I can contribute my ability to promote your products which were manufactured in your company.
私の志望動機は、貴方の製品の販売促進に自分自身の能力が、貢献できると思ったから
です。

I applied to this position because I’m impressed with the work environment and policy of your company.
私がこの仕事に応募したのは、御社の労働環境やポリシーに感銘を受けたからです。

志望動機を伝える際に、今までの経験なども合わせて伝えられると、説得力が増します。
なぜこの会社を受けたのかを、事前に必ず明確にしておきましょう。

将来何をやりたいか

  • Where do you see yourself in __ years?

何年後のあなたはどうしていると思いますか?

  • Ideally, I would like to be responsible for supervising the sales team.

理想をいうなら、セールスチームを統括したいです。

西洋では、自分で何がやりたいのかという意思を持つことは、とても大切なこととされています。

謙虚さをアピールするよりも、自分にはどのようなスキルがあって、 何ができるのかを明確に伝えることにより、企業の社風に合っているのか、求められているスキルと志望動機が同じか明確になる為、面接の場でお互いがすり合わせることができます。

控えめにならず、積極的に自分をアピールすることが大切です。

いつから働き始められるか?(転職用)

面接官:When can you start working with us?
いつから働くことができますか?

あなた:I would love to start working immediately but I feel obligated to give at least 2 months notice at my current job.
すぐにでもと言いたいところですが、最低でも2か月前に今の職場に通知をしなくてはなりません。

転職する際には、いつから働けるのかは必ず聞かれます。

企業は、少しでも早く即戦力が欲しいです。
経験やスキルも合わせて自信を持って伝えることが大切です。

しかしながら、退職する際には、数週間前~数か月前に事前通知が必要なので、「いつでも働けます!」と言ってしまうと、逆に前職をないがしろにしているように 伝わってしまいます。

正直に現状を伝えることが、お互いのためにも一番重要です。

その他の注意点

英語の面接では、自分がどれくらいの英語力を持っているかを伝えたいために、難しい単語を使おうとしてしまいがちです。

しかし、日本語での面接と同じく、自分が何ができて、どのように企業に対して貢献できるかという面接の内容が一番重要です。

無理やり難しい単語を暗記して、当日に備えるとかえって緊張して言葉が出て来なくなることもあります。

自分がきちんと意味を理解した単語や表現を使って、アピールできるように準備してください。

英語面接での話し方のコツ

英語面接の当日は、緊張しています。自分の母語ではない、ましてや英語を使い慣れていない場合は、日本語での面接以上に緊張するでしょう。

そんな中でも、面接は待ったなしに行われます。

緊張のなか行う英語面接では、以下の二つのポイントを必ず覚えておきましょう。

  • ゆっくりはっきり話す
  • 丸暗記はしないで、自分の言葉でつたえる

ゆっくりはっきり話す

当日、緊張しているため早口になったり、自信がないと小さな声で話しがちです。

発音に自信がなくても、はっきりと分かりやすいスピードで話す方が、聞き手にも何を話しているか考える時間を与えることができるので、聞き取りやすいです。

また、西洋では、アイコンタクトがとても大切なので、自信をもって相手の目をみて話すように心がけましょう。

丸暗記はご法度

日本語で一つのことを伝えるにも、様々な表現があります。

英語にも、様々なフレーズと呼ばれる表現があります。

そのため、面接での会話を予測して、丸暗記して準備する人もいますが、質問が一語違いだったり、聞かれた質問が、自分が暗記した文章ではない表現である場合もあります。

そんな場合、慌てて頭が真っ白にならないように、柔軟に要所を押さえておいて、その場で柔軟に答えられるような準備が必要です。また棒読みの回答は、 必ず相手に伝わり、印象が悪いです。

どんなに発音が悪くても、自分の言葉で熱意をもって答えれば、必ず伝えたいことは伝わります。

時制は正しくつかいましょう

時制は、だれでもつまずきやすい課題です。しかし、時制を間違えてしまうと、 過去に経験したことなのか、未来に経験したいのか分からなくなります。

特に、現在完了形・過去完了形・現在進行形は、正しく使わなければ、混乱を招きます。
事前にこれらを正確に使えるように準備しましょう。

相手の質問が分からなかったとき

面接の際、緊張や面接官の話し方やアクセントなどにより、相手の質問が聞き取れないことがあります。
そんな時は、遠慮することなく、正直に聞き直しましょう。

その時に、使える例文は以下の通りです。

  • I beg your pardon?
  • すみません(何とおっしゃいましたか?)
  • Could you say that again?
  • もう一度言っていただけますか?
  • I’m sorry I didn’t understand what you said. Could you repeat it, please?
  • すみません、おっしゃったことが分かりませんでした。もう一度言っていただけますか?

聞き返すと失礼にあたると思いがちですが、分からないまま面接が止まってしまったり、わかったふりをする方が失礼になるので、分からない時は、正直に聞き返して大丈夫です。

英語面接をうけるにあたっての具体的対策・方法


英語面接は、一般的に誰でも不安になり、緊張してしまいます。しかし、それらの対策で一番大切なことは、事前の準備です。

具体的にどのような対策や方法があるのかご紹介します。

無料アプリの利用や英語のプレゼンをみる

英語を使う仕事や、外資系企業を目指すなら、今から毎日続けられる無料アプリが便利です。

以下の様な無料アプリは、どこでも毎日少しの時間を使って学習できます。

  • Duolingo
  • 早打ち英文法
  • 究極英単語

また、様々な業界の人たちが、英語でプレゼンをする番組”TED”は、アプリで視聴することが可能です。時事問題や、環境、プレゼンター独自の考えを聞くことができるため、英語の勉強のみならず、教養を深めることもできます。

英会話スクールで実際に面接対策をする

英語は実際に使わないと上達しません。
面接の対策の一番いい方法は、実際に人と会話をすることです。

最近ではオンラインで外国人と話す機会が持てます。面接対策には、英会話スクールでのマンツーマンレッスンが一番の早道です。

とにかく英語を話すことになれて、自分の言いたいことを伝える自信をつけることが一番大切です。

まとめ

海外との取引をする企業が増えてきました。そのため、企業は英語が話せる人材だけではなく、英語を使って実務がこなせる人材を求めています。日本社会は、英語を日常的に使う環境が少ない為、読み書きはできても話したり聞き取ったりすることが一般的に苦手な人が多いです。

英語面接では、英語の上手い下手を判断するのではなく、英語で自分が何をしたいのかを 伝えられることが一番重要です。一つのことを伝えるのに、英語にも様々な表現があります。

自分が一番使いやすい表現を選び、自己アピールが最大限できるように、日々備えていきましょう。