何社か長期インターンを受けたのに、受からず周りの友達はどんどんインターンを始めているような状態だと、辛くなってしまいますよね。
周りが社員さんや同世代と横の繋がりを作っていく中、
自分だけ受からないと人格を否定されてしまったような気持ちになるものです。
面接は相性もありますが、経験を積む事によって合格率をあげることは可能です。
私自身、学生時代国際政治の勉強をしていたのですが、「ゼミでやっていることを簡潔に教えてください」と言われて面接でフリーズしてしまったことがあります。笑
担当者には冷たくあしらわれてしまい、帰り道は社会に否定されたような気分になりとてもブルーになった記憶があります。
しかし、長期インターンの面接を何度か受けていくうちに話すのが上手くなって面接の通過率も上がっていきました。
練習すれば誰でも面接の通過率は上がりますよ!
そして、長期インターンの面接に受かりやすくなってくる事で就活の面接通過率も上がってくるはずです。
この記事では一般的な落ちてしまう原因をご紹介することでみなさんが内省し改善するためのお手伝いができればと思います。
加えて、最後に長期インターンに受かるためにやるべきことをご紹介します!
目次
長期インターンに受からない3つの理由
長期インターンに落ち続けていると気分がどんどん暗くなってしまいますよね。
気分が落ち込むと、次の面接でもあまり本領が発揮できずまた落ちてしまう。。。
と悪循環に陥りがちです。
しかし、「なぜ長期インターンの面接に落ちてしまうのか」その原因をこの章で確認し、
練習することで自信を取り戻せます。
まずは現状把握ということで、落ちてしまう原因を正面から見つめてみましょう。
志望動機が甘い
長期インターンの面接を受けた時に、志望動機を必ず聞かれるでしょう。
志望動機を尋ねる事で、担当者は学生の思考の深さとコミュニケーション能力をみています。
志望理由が甘いと深い思考ができないな・働くためのコミュニケーション能力が足りないな、と判断され、落ちてしまうのです。
逆に、志望動機をしっかりと詰めることで逆に深い思考ができる、コミュニケーション能力がある学生だとアピールすることもできるとも捉えられます。
しっかりと志望動機を話せるように準備しましょうね!
聞かれる志望動機の種類は主に3つです。
◆抑えよう!主に聞かれる3つの志望動機◆
①インターンをしようと思った志望動機
②業種を選んだ志望動機
③会社を選んだ志望動機
上記の志望動機をスラスラと答えられますか?
先に結論を述べ、ロジックを飛躍させずに簡潔に話すことができればとても評価されます。
逆に、「まだまだ学生気分だな〜!」「この子甘いな」と判断され落とされてしまう志望動機とはどのようなものなのでしょうか?
ここで具体例をみてみましょう。例えば、広告業界でインターンしようと思った志望動機を聞かれたとします。
「昔から広告が好きで、広告を作りたいと思っているので現場を知るために長期インターンに参加しました」
と答えてしまうと、それは「甘い」回答です。
甘くなってしまっている原因をご説明します。
具体性が足りない
広告と言っても何種類も広告がありますよね。
・テレビ広告なのか?
・ネット広告なのか?
・音声の広告なのか?
・映画のようなテレビ広告なのか?
どんな広告が作りたいのかまずはっきりしていませんね。広告を作りたいのであれば、どんな広告なのかイメージを持っているはずです。
※まだわからない人は、調べた上でわからないから言うのはOKです。しかしなぜ広告を作りたいと思ったのかは当然言える必要があります。
まずは「広告 種類」などで検索してみて、自分がどんな広告を作りたいと考えているのか具体的に言語化しましょう。
きちんと自分がやりたいことを言語化していないと、
「あ、なんとなく言っているな」と感じられ、流されてしまうので注意しましょう。
現実的でない
「広告を作成する現場を知るために」と言っています。
例えばこの場合、テレビCM作成など予算も大きく少数精鋭メンバーしか関われないようなものを指して「現場に入ることで、現場を知りたい」というような話し方をしてしまうと
現実的でないから体験させてあげられないな、と思われてしまいます。
よくあるパターンが、
「新規事業やりたいです」というものも近い理由で現実的でないと思われてしまう可能性が高いでしょう。
もちろん会社によりますので、会社の状況を見ながら発言すれば大丈夫ですが、
多くの会社は現実とすり合わせると無茶なことを面接で言われてしまうと「うちでは無理かもなあ」となってしまうので、頭に入れておきましょう。
<h4>調査不足</h4>
「現場のことが知りたいのでインターンをしたい」と言っていますが、現場の何を知りたいのでしょうか?
正直、この時代インターネットや本を探せばある程度現場で何をやっているのかあらかた検討はつきます。
現場に行って何を知りたいのか深掘りしましょう。
・本当に求められているスキルを見極め勉強したい
・将来のために早くから経験を積みたい
など、このように深掘りした上でポジティブならば、高評価を得られるでしょう。
一度自分の中で本当に何をしたいのか考えて、わかるところは調べて、整理しましょう。
<h3>話すのが苦手</h3>
どうしてもおしゃべりするのが得意でない人っていますよね。
就活の時、話すのが得意じゃない人たちは「会話でスキルを見られる就活」においてはとても苦戦するでしょう。
長期インターンも同様、基本的には面接で判断される世界なので大変ですね。
しかし、彼らが言う「話すのが苦手」と言うのは、
実際は「ビジネスの場で話すのに慣れていない」と言う意味だったりします。
ここを勘違いして自分はお喋りが苦手なんだと落ち込む人がいますが、その必要はありません。
普段のおしゃべりとビジネスの場でのおしゃべりの仕方は異なります。
常に、結論や簡潔に説明することを求められるのです。
こちらのスキルは、誰でも身に付けることができます。
そんなあなたにとっておきの必殺技があります。
ロジカルコミュニケーションや、ビジネス会話の本を10冊読んで見てください。
そして自分が話したいことを紙に書いて整理してみましょう。
かなり大変ですが、騙されたと思ってやってみてください。
必ず、話すスキルが急成長します!!
実は、就活生時代私自身もそんな学生の一人でした。
休み時間は友達とベラベラと話しますが、面接官の前に立つとしどろもどろでろくに自己紹介も堂々とできなかったのです。
しかし、社会人になって流石に克服しなければと思い、ロジカルな思考方法の本を大量に読み紙に書いて整理することを癖づけた事で、自然とビジネス会話が上達したのです。
今逃げたところで、私のように社会人になっても同じ問題に直面します。
むしろ逆に今気づけてラッキーです。
どの職場でも評価されますよ!
ここで身に着けたロジカルシンキング能力や話す力は、一生役立つので忙しくてもやるコスパが高いです。この機会にじっくり取り組んでみてください。
自己紹介がスムーズにできない
自己紹介がスムーズにできないと、とてもデメリットがあります。
なぜなら、自分のことをきちんと話せないと、なんだか自信がない人に見えたり、
自分が向き合っているものをしっかり頑張っていない人に見えてしまうのです。
本当はそうじゃないのに、緊張と話すことを整理できていないがために、
そのように捉えられてしまうのはとても勿体無いです。
自己紹介の対策をするときのコツは、いくつも想定される質問を書き出してみて答えを考える事です。
そしていろんな角度の質問に答えるアンサーを書いていくことで、想定外の質問もスラスラと答えられるようになりますよ!
手間を惜しまず書くことで上達するので、今すぐ手を動かしましょう!
長期インターンの受からない人の特徴
こんな人はどんな会社を受けても長期インターンに受かるのが難しいよ〜という共通点があります。
もしかしたら、インターンに落ちまくっているあなたは当てはまっているかも。。。?
ちなみに長期インターンを受けるような就活初期は、とても陥りがちなので馬鹿にはできません。笑
自分に当てはまっていないかどうか、チェックしてみてくださいね!
自信が無さそうで仕事を任せられない雰囲気が出ている
自信がない雰囲気が学生から出ていると、面接に落ちてしまう確率が高いでしょう。
なぜなら、「自信が無い人には仕事を任せられない」それがビジネスの現場だからです。
自信がないと、ミスをしやすそうだったり、言うべき時にきちんと意見を述べられない印象を持たれてしまいます。
学生であっても、自信がない人には仕事を任せられないのです。
でも、初めてで緊張する場合に、なかなか自信満々になれと言われても難しいですよね。
気張らず、自然体で大丈夫です。
しかし、自分を卑下することを言ったり自信がないんです、などと発言しないように気をつけなければなりません。
「自分は話すのが下手で。。。」など余計な謙遜を言うのもやめましょう。
「いい人だな」と評価されてインターンに受かることを目指してはいけません。
いい人だからといって仕事を任せられないような人には現場にいて欲しくない会社が多いと思います。
しっかり自分のやってきた事や考えてきた事を喋ることで評価されましょう。
自分に誇れるものが見つからない人は、頑張りたい事を前向きに伝えるのもいいかもしれません。
インターンに対する前向きさ、ポジティブさが伝われば問題ないので、自分に突出するものがないからといって卑下するのはやめましょうね。
頭良く見せようと背伸びした会話をする
社会人には、背伸びしているのはバレバレです。
学生が少し知識をかじったところで、現場で働いている人からすると驚くようなことは大抵出てきません。
知識マウントや、現場の人を見下すような発言は最悪です、が
驚くことにやる人が沢山出てきます。笑
毎年、沢山やってしまう人が出てくるのです。
OB訪問などで人気の大手企業に就職している人と多く会っていたり、
学生時代になんらかの成功体験があったり、
沢山調べた知識があったり、
理由は様々ですが、マウントをとったところでなんのメリットもないのでやめましょう。
よっぽどでないと、「この子。。。すごい!!」とはなりません。
「あー勘違いしてるんだな」と思われて落とされるだけです。
自慢したい気持ちが出てくるのはわかりますが、家族に聞いてもらうのが一番です。
<h2>受からない・・長期インターンに受かる秘訣</h2>
それでは本文中にも沢山ヒントを散りばめましたが、受かる秘訣を一緒に見ていき、
長期インターンへのチケットをゲットしましょう!
紙に書いて話すことを整理する
紙に書いて整理して、話す練習をする。
これが一番のキーポイントです。
だいたい頭にまとまっている、では足りません。
きちんとロジカルに話すことができるようにしましょう。
やり方としては、ブレインストーミングを行い質問に対する答えを作っていく方法がいいかと思います。
ブレインストーミングとは、頭の中にあるアイデアを余すところなく発散するための思考抽出方法です。
いきなり文章を書くと、あとで付け足したい事が出てきたり他のアイデアに逸れたりする事があるので、まずアイデアを出し切ってから文章を構築するのがおすすめです。
上の絵のように、真ん中にキーワードを入れてそれに関係するキーワードを沢山思いつくままに書いていきましょう。
例えば真ん中に「インターンをやりたい理由」と書いて、周辺に思いつくままに言葉を書いていきます。
沢山キーワードが出てくるので、質問に対する答えをキーワードを使って整理して文章を書いていきましょう。
必ず最初に結論を、そのあとの理由や具体例はそのあとに持ってくるようにしましょうね。
整理して話すことができれば、頼りになるイメージを持ってもらえます!
トレーニングあるのみです!
逆質問をする
逆質問とは何でしょうか?
逆質問とは、面接の終わりなどに、学生の方から担当者に質問をすることです。
よく、面接の終わりに「何か聞きたい事はありますか?」などと聞かれる事があります。
逆質問をする、というのは小手先テクニックのように聞こえてしまいますが、
もっと深いものです。
今から長期インターンをするのに、逆に質問がないことがあるでしょうか?
大抵何かしら質問があると思います。
・業界のこと
・会社のこと
・働き方のこと
・インターンのこと
などなど。。。
「質問がありますか?」と聞かれた時に、能動的に聞ける学生と「ありません」と言ってさっさと去る学生がいたら、どちらが真剣に考えているなと思われるでしょうか?
逆に質問すべき要項がないのは、興味不足か調査不足です。
ファーストステップとして、志望動機を深めて、業界・企業研究をもっとしっかりとしてみてください。
無理やりとってつけたような質問をするのではなく、
調査してわからないところや気になるところを質問しましょう。
【逆質問関連記事】
面接で逆質問しないと落ちるのか?注意点と良い質問例を徹底解説!
まとめ
長期インターンに受からなくて落ち込んでいる皆さん、元気を出してください。
この記事で紹介した事をしっかりと踏まえて対策をすれば、あとは相性の問題だけ、という風に持っていけますよ。
まずは紙にかいて練習する事で、自信を取り戻しましょうね!
学生の長期インターンで落ちたり、就活で落ちたりするとすごく落ち込みますが、
若い今のうちに足りない部分に気がつけて能力をつけられるというのは、
ごまかして入社してしまった人よりも本当にラッキーな事です。
※私自信、話す練習に関しては社会人になってかなり苦労したので面接に落ちた段階でもっとやっておけばよかったと後悔していたりします笑
絶対に大丈夫です!
ネットにはつまづいてしまって人がどんなポイントを抑えれば成長できるのか、情報が沢山転がっているのでヒントを得て実践してみてくださいね。
この記事にたどり着いたあなたは、向上心があるので必ず成長できます。
あとはポイントを抑えて練習と打席数を増やすのみなので頑張ってくださいね!
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